題名にあるように、内容は「日本が実は金属資源に富んだ国である!!」ということを提言している作品。
というのも、日本には「都市鉱山」が豊富にあり、さらに、日本海の海底にはコバルト鉱床が存在し、採掘によってはたくさんのレアメタルを得ることができる可能性を秘めているのだとか。
都市鉱山とは、人々が消費し、廃棄になった車や携帯、パソコンの部品に用いられた貴金属のことをいう。それらがもし、回収されれば、南アフリカの金属埋蔵量を上回るんだとか。
たとえそれが本当だとしても、現時点ではそれはもし「宝くじが当たったら」みたいな夢物語な気がしてならない。
とはいえ、このような打算があるのならば、もっと技術開発を進めていってもいいんじゃないのか。この本では幾度となく、「日本の英知」なる言葉使われていたが、それを発揮すべき時はいまなのではないだろうか。
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